ガラスの修理について


ガラス修理について。


最近、ガラス器の修理依頼が増えている気がします。


上の写真は、最近直したばかりのガラス修理の品々。


全て装飾ではない必然のきずあとなのですが、コテコテだったり、さらっとしてたり、痛々しかったり、凛々しかったり。


毎回驚きの仕上がりになります。


そして、ようやく紫外線感光型の接着剤ではなく、漆のみで納得の出来る直しが出来るようになりました。


ちゃんと飲み物を入れて安全に飲めて、48時間の水漏れチェックにも耐える。


これは嬉しい。


今まで、「本来ならこの場合はお断りするんだけど、でも、形だけでも直したいと言われるし、ではお直ししますが乾杯程度に使うに留めてください。いくらその上を漆と金粉で覆っていても、飲み物にふれることは基本NGなので」と、なんとも歯切れの悪い言い方で、修理をおうけしたことが何度かありました。(注:化学系接着剤は、安全上の問題で食品に触れる部分の修理には使えません)


キズの具合によっては、漆で直せない場合もありますが、それでも、今までよりはずいぶん救出できるガラス器が増えることは確かです。


時間もかかるし費用もかかりますが、それでも、泣いてあきらめるだけより、「直せるかも」と言う選択肢が一つ増えただけでも、少し心が豊かになるのだと思います。


ちゃんと漆で直せば、ちゃんと使える(安全に)ようになる。


結局は、これに尽きるのです。