金継ぎの技法書の監修

ホームページやSNSの更新が滞り、申し訳ございませんでした。

今春頃にお話しをいただいていた「金継ぎ技法書」の監修に6月頭より取り組み始め、どうやら最後の山を越えたようです。

お預かりしている器の修繕と並行して行っていたため、それ以外のことがすっかり後回しになり、気付けば夏が終わってました。。。

 

普段自分のペースで気ままに一人作業をしている私にとって、第三者にも分かりやすいようにそれを言語化する作業はとてつもなく困難で、でも曖昧にしていた部分がどんどんクリアになって行くのを実感し、とても貴重な機会をいただいたと痛感しています。

それが「書籍」という形で世に放たれる。

色んな葛藤やもどかしさなど多々ありましたが、それを差し引いても余るほどの恵をいただいたように思います。

 

私の漆の先生は、ご自身の血となり肉となっている漆の知識を惜しみなく分け与えてくれます。

先生の足元にも及びませんが、私の持っている金継ぎの知識や実践していくうちに気付いことなどを、この一冊に注ぎました。

書籍の性質上、説明し切れない部分もあると思いますが、そこはこのホームページ上でカバーしていこうと思います。

デジタル作業が不慣れなため、なにかと行き届かない点が多々出てくるとは思いますが、そこはご容赦ください。。。

 

次につづきます。。